Rigoletto a Mantova
のだめのお陰で以前よりシンフォニーをよく聴くようになりましたが、オペラはまだまだ遠い存在でした。
なんていうか、敷居が高い気がして。
長いし。飽きそう・・・って。
オペラ見るならミュージカルの方がいいー、っていうのが私の本音でした。

そんな私の既成概念を打ち破ったのがこちら。
1月にNHKでやっていた「歌劇 リゴレット ライブ・フィルム・プロジェクト」。
これ、ただのオペラじゃないんです。
オペラで描かれている時刻にその場所で演じると言う映画仕立てのオペラ。
本物の宮殿や庭園で演じてるんです~。だからものすごくリアリティがあって、豪華。
さすがイタリア!!
建物を見ているだけで満足なんですが、もちろんオペラそのものもすごい。

まず、マントヴァ公爵役のヴィットリオ・グリゴーロがすんごくいい!役にぴったり。顔だけじゃなく歌ももちろんいいのですよ。





この宮殿での舞踏会のシーン。やばいでしょー。
こんなんだったんだ~。
そしてヴィットリオ、汗だくだけど、それでも色男度は下がらない!素敵。







そして次のお勧めはヒロイン、ジルダ役のユリア・ノヴィコヴァ





透き通るようなソプラノ。
しかも、可憐な少女ぴったりの外見。
オペア歌手って声重視だから、役柄と程遠い外見の方も多いじゃないですか。
そうすると、目を瞑って見ないといけない。っていうか目を瞑ったら舞台見れないじゃん!
ユリア、まだ20代後半。うふふ、彼女の舞台、また見てみたいなぁ。


と、お若い二人を上げましたが、何と言っても素晴らしいのはリゴレット役のプラシド・ドミンゴ。
昔はマントヴァ公爵役をやったこともあるらしい。
でも今回はリゴレット。





やっぱりすごいわ。彼の歌に圧倒されて、何も言えない。
もう70のおじーちゃんなのに。


「リゴレット」は、色男マントヴァ公爵に使える道化の名前。
彼が大事に育ててきた娘ジルダは、マントヴァ公爵にもてあそばれてしまい、それに怒ったリゴレットは公爵暗殺を企てる。
しかし、なおも公爵を愛するジルダは、彼の身代わりになって殺され、それを知ったリゴレットは絶叫し幕となる。

ヴェルディ作曲のこのオペラ、名前は知らなくても有名なカンツォーネ「女心の歌:La donna è mobile」は聴けばだれもが知っている歌です。





それにしても、「女は気まぐれ」と歌うマントヴァ公爵、サイテーやな。

YouTube画像は上から、

マントヴァ公爵のバッラータ「あれかこれか:Questa o quella」
 タイトルの通り、舞踏会に集まった女性たちを手玉に取りながら歌う歌。
ジルダのアリア「慕わしき御名:Caro nome」
 ジルダがマントヴァ公爵を思って歌うアリア。
リゴレットのアリア「悪魔め、鬼め:Cortigiani, vil razza dannata」
 娘を拉致されたリゴレットが「娘を返せ」と歌うアリア。
マントヴァ公爵のカンツォーネ「女心の歌:La donna è mobile」
by ruki_fevrier | 2011-02-11 13:28 | | Trackback | Comments(6)
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Commented by みゅえり at 2011-02-11 14:23 x
こんにちは~。今日はおうちでおやすみですか?
こちらも山のほうは雪らしく、360度山が厚い雲で見えません。(笑)

オペラ、昨年BSで毎晩メトロポリタン歌劇場の演目をやってたんですよ。
幕間の舞台裏で出演者にインタビューしたり。(笑)
案外知っていそうで全部通して見たことないものが多くて、
蝶々婦人やトスカ(トスカはローマ歌劇だったか?)もへ~こんななんだ~と妙に感心したり。^^;
意外と面白かったのはシンデレラ。いわゆる童話とはあらすじが違くて
ちょっとコメディータッチのどたばたで面白かったです。
技巧も難しくて歌手泣かせだとか。
そういえば以前Youtubeでドミンゴがトスカに出ていたのを見ましたが、サンタンジェロ城なんですよ!
屋上で歌ってる後ろにはバチカンのクーポラが見えるんです。
そのシュチュエーションだけでうっとりでした。(笑)
いつか生でと思いますが、5万円はねぇ・・・(TT)
Commented by ruki_fevrier at 2011-02-11 17:24
みゅえりさん、こんにちは~

今日は家でおとなしく過ごしてます。
撮りだめ、見なくちゃだし。(笑)
こちらも雪が降ってますよ~~~。静かにしんしんと・・・
冷えるね~~~。

メト、アイーダとトゥーランドットを録画しました。
これからトゥーランドットを見ます。
オペラ、やばいわ・・はまりそう~。
でも高いよね~。行ってみることを思えば安いのだろけど、
4,5万はね~。と思っていた私ですが、実は近日中に行く予定。
招待券、もらったの~。

ドミンゴのトスカ、それもライブ・フィルム・プロジェクトですよ!
これでしょ?

http://www.youtube.com/watch?v=a_DAAlCbhag&feature=fvwrel

うん、鼻血ものよね。この絵。
DVDがでたらしいんだけど、日本版は無いらしい。残念~。
リゴレットは出たら絶対買うわ!!
Commented at 2011-02-12 01:45 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by keyaki at 2011-02-12 12:07 x
はじめまして。
ヴィットリオ・グリゴーロの情報を集めたブログを開設しているkeyakiと申します。
このプロジェクトは、ネットでも配信されましたので、昨年の9月4日と5日にパソコンにかじりついて見ました。今回は大画面のテレビで見ることができて、嬉しかった....本当に汗が飛び散ってましたね。多分、直前まで、出演が危ぶまれていたということですので、まだ熱があったのではないかと思います。 DVD発売の時は、汗を消して欲しいですね。

ところで、1992年のローマの再現トスカには、リゴレットで殺し屋のスパラフチレで特別出演していたライモンディがスカルピアなんですが、ライモンディの情報がメインのブログも開設しています。
この再現トスカは、2009年にBSで放送されたんですよ。
その時の記事
http://keyaki.blog.so-net.ne.jp/2009-03-14

あと、某テレビ局が放送した紹介番組のダイジェスト版をYouTubeにアップしていますので、どうぞご覧になって下さい。ちょっと普通では考えられない企画だということがよくわかると思います。
http://www.youtube.com/watch?v=Xp-6NJO4GJ4
Commented by ruki_fevrier at 2011-02-12 21:55
鍵コメat 2011-02-12 01:45 様

えぇぇぇぇっ!!鍵コメ様、そーなんですか!!すごいです。
ソプラノ、、、元合唱部(と言っても中学時代)メゾソプラノの私からは見ると、ソプラノっていうだけで羨ましい・・・
それなのに、なんですか、声質で4種類もあり、それで歌う曲まで変わるんですか。
もー訳分かりません。オペラ、奥が深すぎる・・・

歌わないと声、出なくなりますよね。
昔を懐かしんで、こっそりとアヴェ・ヴェルム・コルプスなんぞを歌ったりしますが、
じぇーんじぇん声が出なくて悲しくなります。

マリア・カラスのアイーダですか。分かりました!探してきます!!
パヴァロッティの「誰も寝てはならぬ」はトリノ五輪の時に聴きました。あれが最後の舞台ですよね・・・

とにかく、鍵コメ様の意外な事実を知って(笑)、オペラをもっと知りたいと思いました~。
鍵コメ様の仰る言語が分かるように頑張りますね。p(^^)q
Commented by ruki_fevrier at 2011-02-12 22:04
keyakiさん

初めまして!コメントありがとうございます!
私、昨日、ヴィットリオを調べていてkeyakiさんのブログに辿りついておりました~
全然オペラの知識が無い私ですが、このリゴレットを見て、「この公爵、ただ顔がいいだけじゃない!」
と思ったのです。すっごくいい声ですよね。声に色気がある。
「イタリアン・テノール」、keyakiさん記事を読んで、私も買おうと決めました!

ライモンディ、あのすーーーーっごく存在感のある暗殺者ですよね。
立ってるだけで、不気味な雰囲気を醸し出していて、すごいわと思っておりました。
悪役専門???すみません、知識が無いので。失礼なことを言っていたら申し訳ありません。

YouTubeのダイジェスト、今拝見しました!
あのプロジェクト、ものすごい企画なのですね。もっと簡単なものかと思っていましたが、
オケと歌手があんなモニター1つで合わせるなんて、想像できません!!
keyakiさんがアップしてくださってよく分かりました。

またブログに伺わせていただきます!
オペラ、初心者というのもおこがましい私ですが、今後ともよろしくお願いいたします。


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