写楽展
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昨日、整体が4時半に終わったので「なんとか行ける!」と上野にすっ飛んで行って見てきました、「写楽展」
本当は平日に休みを取ってゆっくり見に行きたいところですが、金曜日に当分仕事がめちゃ大変になることが分かったため、「なんとしても今日行かねば!」と。

それほど浮世絵が好きなわけでも、写楽が好きなわけでもありません。
ただ、彼の現存する146点の作品中、142点が集まるこの展覧会。
これだけの作品が一堂に会することはもう無いのでは、というのと、レンブラントの時と同じく、版が異なるものや保存の状態が異なるものを並列する、など色々比較出来る展示のようなので興味を持ちました。

それにしても、閉館1時間前だというのにすごい人でした。さすが土曜日。
版画なので近くに寄って見ないと意味が無いのですが、とても寄れない・・・
とりあえず、音声ガイドがあるものだけ最後まで見て、残り30分でまた最初に戻りました。
そしたら第一会場の絵の前はガラガラ。(笑)
やっぱり入場を締めた後が狙い目ですね。
お陰で、じっくり絵が見れた、とは言えないけれど、1時間の割にはちゃんと見れたと思います。









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今回の展示では、写楽以前の役者絵、写楽の絵の変遷、そして写楽後の役者絵と、役者絵と写楽の絵の変遷が分かるようになっています。
また、同じ役者を描いた他の絵師の絵を並列したり、版の違うものを並べたり、と色々な角度から写楽の絵を浮き彫りにします。

写楽と言えば寛政6年5月に発表した28図の大首絵が有名ですが、7月には全身図の役者絵を発表します。たった10カ月の間に画風は変わり、最後は繊細だけれどもとてもおとなしい感じの絵が並びます。
最初の28図で感じた、絵から飛び出てくるような迫力は、最後には全然感じられなくなってしまうのです。

↑これは「三代目大谷鬼次の川島治部五郎と初代市川男女蔵の富田兵太郎」。
全身図の中で一番インパクトがあった絵です。構図が迫力あるなぁと。
描きこみが深くて綺麗な絵は他にももっとあったのですが、なぜかこれが一番印象的でした。


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他の絵師が描いたものとの比較がとても面白かったです。見て行くうちにそれぞれも特徴も段々分かったし。
勝川春章、勝川春英、歌川豊国、勝川春艶、、、
豊国の絵は確かにカッコよくて、ブロマイドだなぁって感じ。
私は春艶の絵が好き。写楽に似てるけど、もうちょっとすっきりと洗練された感じの絵。

でも、やっぱり浮世絵なら歌麿だわーと写楽展を見て思ったのでした。(爆)
だって歌麿の絵って綺麗だもん。

久しぶりの東博。夕日がとても美しかったです。
今の時期の夕方にここを歩くと気持ちがいい。
夕日が建物にあたって、美しい影を落とす。あぁ、一眼が手元にあったらと思った瞬間がいくつかありました。
画像は大好きな表慶館。今回は見て回る余裕が無かったけど、次は久しぶりに仏像を見に行きたいなぁ。
by ruki_fevrier | 2011-06-05 22:56 | | Trackback | Comments(2)
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Commented by yuki at 2011-06-07 10:59 x
私も観ました、写楽。日曜の午後だったのですが、大雨だったせいもあって、比較的ちゃんと観ることができました。写楽ってたったの1年であれだけの作品を残したんですよね。。? そして1年という中で、あれだけ絵の特徴が変わるものなのかなぁと・・・と不思議な思いで鑑賞しました。。。
Commented by ruki_fevrier at 2011-06-07 23:29
yukiちゃん

yukiちゃんも行ったんだ~!大雨の中、東博まで歩くのは根性いるよね。
土日でも雨の日は狙い目かもね~

そうそう、写楽はたった10カ月で146作品を描いたんですよ。
しかもその短い期間の中であれだけ絵が変わるって面白いよね。
だから2人いたって説もあるし。
最後の方が絵としては洗練されて、美しいけど、最初の頃のエネルギッシュな感じが無いよね~
やっぱり写楽は大首絵だわ、と思いました~


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