百椿図 椿をめぐる文雅の世界@根津美術館
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会期終了間際のとある日、ランチタイムに行った「百椿図 椿をめぐる文雅の世界」展

江戸時代初期、空前の椿ブームが起こったらしい。
しかもそれは、江戸時代後期の朝顔ブームとは違い、皇族や公家、大名や知識人等、当時の上流階級でのブームであった。
そんな中で作られた百椿図(ひゃくちんず)。
椿の絵に添えられた詩歌には、徳川光圀、林羅山など名だたる人々の名前が並びます。








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斑入りの椿やモクレンのような形の椿、、、
描かれた100種以上の椿は、どれも個性的です。
椿の花もバリエーション豊かなので、バラや蘭同様、ハマるとヤバい花です。
中には現代には伝わっていない品種もあるとか。

この八幡も現代には無さそう・・・
八重咲きで深い紅の椿。下に置かれた和紙の豪華な柄が、まるで椿を飾る着物のように見える。


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百椿図には、びっくりするような花の生け方があって面白い。
これは硯箱の水差しに生けてます。なぜ、この生け方!?
中には大根に生けたものもあったりして・・・
江戸時代の人たちってお茶目だなぁ。

この巻物の絵はとても良質の絵の具が使われていたようで、どの絵もとても鮮やかです。
しかも、一緒に描かれている器類には胡粉が盛られ、立体感があってとても豪華。
漆の器などは本物のような質感です。


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これは「三井寺」という名の可愛らしい椿。
添えられた詩に「因地假名三井寺」とあり、「三井寺」はどうやら仮の名だった模様。
今はなんて呼ばれているのだろうか。
見かけたら絶対買っちゃうな~。

先日のブラタモリで、江戸時代の園芸本が沢山紹介されていた。
朝顔の斑入りだけの園芸本とか、葉っぱだけの園芸本など・・・
ルドゥーテの薔薇図鑑のように、椿図鑑や朝顔図鑑が日本でも作られていたのね。
国は違っても、みな考えることは同じ・・・(笑)

うちの椿が咲いたら、江戸の人に倣って大根に挿してみるかな・・・
by ruki_fevrier | 2012-02-18 23:08 | 日々 | Trackback | Comments(0)
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