大エルミタージュ美術館展@国立新美術館
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病院で診察を受けるため、半休取った金曜日。
意外にも早く診察が終わったため、時間に余裕が・・・
まぁ、せっかくの半休だし、どうやら出社したらスタッフが質問抱えて待ち構えているみたいだし、それなら美術館でも行ってギリギリに行こう、と考えたダメ人間な私。
会社に一番2番目に近い美術館、ということで国立新美術館で開催中の「大エルミタージュ展 世紀の顔・西欧絵画の400年」に行ってきました。
一番は根津美術館でした。

300万点を超えるエルミタージュ収蔵品の中から89点がピックアップされ、16世紀ルネサンス絵画から20世紀の抽象画まで展観する美術展。
1章が1世紀になっていて、それぞれその時代を表す絵画があげられています。
辿って行くと、絵画の歴史はこう展開していったんだなぁ・・・と主題や画風の変化からよく分かりました。

私的1番は、16世紀の女流画家ソフォニスバ・アングィソーラの「若い女性の肖像」。
描かれている服の豪華な装飾に目を奪われます。どーしてこんな風に描けるのかしら・・・
あの辛口ヴァザーリも褒めたというアングィソーラ、この名前忘れずにおこう。

2番は↑この絵、ジョシュア・レノルズの「ウェヌスの帯を解くクピド」。
これ、エロいわ~。半分顔を隠した女性の視線が、真っ直ぐこちらを見つめていて思い切り誘惑されます。
女の私がそう思うんだから、男性はみんな魅了されちゃうんじゃなかろうか。






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マティスの「赤い部屋」は、想像通り素晴らしかった。
先日見た、エルミタージュを紹介する番組で、この絵がもともとは緑に塗られていて、画家が購入者に渡す前に赤に塗り替えたことを知りました。
「その方がいいと思ったから」だそうで、購入者も喜んだとか。
緑の痕跡は、絵の下の方等に見えます。
遠近法とか写実とか全く無視した絵ですが、キョーレツに惹きつけられます。
「色彩の魔術師」マティスを体感しました。


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他にも色々とツボにハマった絵がありました。
ダニエル・セーヘルスとトマス・ウィレボルツ・ボスハールトの「花飾りに囲まれた幼子キリストと洗礼者ヨハネ」は、花の得意なセーヘルスと人物画が得意なボスハールトの合作。
セーヘルスの描く花が好きなんだなぁ。
彼が別の人と合作したものが西洋美術館にあり、それもお気に入りです。
先日展覧会に行ったユベール・ロベールの作品もありました。
「古代ローマの公衆浴場跡」、迫力あったわ~。絵のスケールが大きいので、建築の細かな部分や描かれた人の動き等を眺めていると全然飽きない。
↑この絵は、クロード=ジョセフ・ヴェルネの「パレルモ港の入り口、月夜」。
どうやら月夜の絵には無条件で引き寄せられるらしい・・・

衝撃的だったのは、ルーベンスの「ローマの慈愛(キモンとベロ)」。
餓死寸前の父親に、自分の乳を飲ませる娘の絵。
言葉にうまく出来ないのだけど、とにかくとても直視できなかったです・・・


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ミュージアムショップではミニトートを購入。
お外ランチに持って行く用の小ぶりなバッグを探してたんです。ちょうど良いサイズ!!
地下のショップにも行き、最近、髪が伸びてきたのでこれで留めようとチェコのボタンを使ったヘアゴムを購入。
ミュージアムショップってつい散財しちゃうわ~。

エルミタージュ美術館では、50匹の猫ちゃんがネズミ対策で飼われているのだそうです。
中には帝政ロシア時代の末裔もいるとか。
これは開館以来の伝統で、ボランティアで猫好きスタッフがお世話をしているんですって。
ソ連時代は一生行くことが無いと思っていたエルミタージュ。
猫ちゃんと美術品に会いに、いつか行きたいな。
by ruki_fevrier | 2012-05-20 19:20 | | Trackback | Comments(6)
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Commented by a-monly at 2012-05-21 01:44
展覧会、たくさん行かれてますね~!
エルミタージュ展、以前の(5~7年程前かな?)は観に行きましたが・・ゴーギャンとか来ていたときです。
私も一度はロシアに行ってみた。エルミタージュ美術館と、聖ワシーリー寺院を見に。
ねずみを捕るために猫を飼っているって面白いですね!


「パレルモ港の入り口、月夜」 PCモニターでみても、引き寄せられるものがあります。実際観たらもっとなんだろうなー。
「ローマの慈愛(キモンとベロ)」・・・想像してみただけで、、うーん・・・観るのが怖い気がしてしまう・・。

ミュージアムショップって危険ですよね!笑 ついつい買ってしまうんです・・私も。。 いや、結構楽しみにしてます!ミュージアムショップ♪
素敵なお買い物されたのですね~ こちらのトート、私も欲しい~^^
Commented by Mueri at 2012-05-21 20:48
美術館に行くと必ず買うのがポストカード。
もったいなくて使えないのに買うから溜まる一方で。^^;
あとはしおりとか買っちゃいますね。
以前インカの展示に行ったときに、リャマ持ち手の金メッキでできたペーパーナイフを
買いました。会社で使ってますが適度な重さで重宝してます。
しかし都内は美術館多くていいですよねぇ・・・
今年は結構当たり年。散在しても芸術に浸れるならそれはそれで
気持ちが充電できていいですよね。うらやましいです。
Commented by ruki_fevrier at 2012-05-21 22:29
a-monlyさん

おぉ、こんな備忘録記事にコメントくださってありがとう!
エルミタージュ展、うんうん、前もあったよね?
ロシアの建築物も興味深いよね。スラブ系ってちょっとエキゾチック。
色々行きたいところがあって困るねー!(笑)

「ローマの慈愛」はね、題材だけでもショッキングなんだけど、ルーベンスの絵がまたすごくてね・・・
やっぱり彼の絵は苦手かも。
もし機会があったら見てみて。で、感想聞かせて~。

このトート、お財布と携帯、ハンドタオルくらいが入るサイズでちょうど良いの!
色も柄もいいでしょ?
黒バージョンもありましたよ~。ぜひおソロに!
Commented by ruki_fevrier at 2012-05-21 22:33
みゅえりさん

そうそう!ポストカード、ものすごい勢いで増えてます。
しかも私、気に入ったものは2枚買うから・・・
でも全然使ってないから、同じくたまる一方です。(笑)
へぇー、ペーパーナイフ、インカ展のなら素敵そう!
しかし、会社でペーパーナイフなんてオシャレ~!!
私なんて、フツーのカッターナイフで開封よ。
ペーパーナイフがあったら、もう少し優雅に仕事出来るかも・・・

今年は行きたい美術展だらけでホントに困ります。
のほほんとしてると、すぐに会期終了が迫ってて。
でも1日に頑張っても2つが限度だしね~。
画集がいくら美しくても、やはり本物を見ることには勝てないね。
そうそ、散財しても、本物に触れられるなら安いわと思って見に行ってます~
Commented by Mueri at 2012-05-24 21:56
実は・・・・うちの会社、全社的にカッターナイフ使用禁止なんです。
理由は「労災防止」です。あほらしでしょ?子供じゃあるまいに。
でもカッターといえども不休災害になることも多々あるので、全社方針なんです。(--;
どうしてもというときには、職場にアナウンスして共用のものを使うことになってます。
はさみはOK。でもナイフ型の刃物はそれがないと業務ができない場合以外は禁止。
なのでペーパーナイフがいるんですよ。^^;
今度そのインカのペーパーナイフ、写真撮ってみますね。(^^)
Commented by ruki_fevrier at 2012-05-25 00:24
みゅえりさん

へぇぇぇ!そうなんだ!!びっくり。
まぁ、ある意味、特殊な会社と言えば会社???だから???
ペーパーナイフのアップ、ぜひぜひ!

チャールズ、綺麗に咲いていますね~
我が家はとうとう昇天一歩手前です。まぁ、よく頑張ったよな・・・


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