メトロポリタン美術館展@東京都美術館
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1/4まで開催の「メトロポリタン美術館展」。
あの膨大なコレクションの中から来日するのはほんのわずか。
どうかなー、行く価値あるかなーと迷っていましたが、BS日テレの「ぶらぶら美術・博物館」で紹介された作品が
とっても面白そうだったので行く気になりました。

古代メソポタミアから20世紀まで、約4000年の美術を「自然」を切り口に展示しています。
構成は、

第1章:理想化された自然
第2章:自然の中の人々
第3章:動物たち
第4章:草花と庭
第5章:カメラが捉えた自然
第6章:大地と空
第7章:水の世界


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これは第2章で展示されていた「音楽を奏でる男女の羊飼いのタペストリー」。
16世紀のオランダで織られたタペストリーです。
500年以上も前のタペストリーがこんなに色鮮やかに残っているなんて、すごい。
とても大きく、どうやって織ったんだろうね、と友達と話しながら眺めました。

沢山の植物で埋め尽くされているタペストリー。ひとつひとつの花を追いかけているだけで、時間があっという間に
過ぎていきます。
あぁ、こんなの家に飾れたら素敵だなぁ・・・小さいのでいいから欲しいです。







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一番の楽しみは「第3章:動物たち」でした。
4000年前なのに精巧に造られた鋳造の牛や、ギリシャ時代のモダンな馬、エジプトの細っそりとした猫、
ユーモラスな顔のライオン・・・
見てるだけで楽しいー!!

NYではこうやって動物だけまとめて見ることは出来ないので、こんな風に色々な時代の動物表現を一気に
見れるのはとても貴重です。
このフランソワ・ポンポンの「シロクマ」、とっても可愛かった!
このシロクマをモチーフにしたキャンディーやクッキー、Tシャツなど様々なグッズが売られていました。
友達はクッキーを買ってたけれど、あれ、ちゃんと食べたのかな・・・


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出展作品は、レンブラント、ブリューゲル、ティントレット、ルノワール、ゴーギャン、ゴッホ・・・とヨーロッパの
画家の絵が大半ですが、アメリカ人の作品もたくさんありました。
なので、写真にせよ、絵にせよ、アメリカらしい風景が見れました。
これはアルバート・ビアスタットという画家の「マーセド川、ヨセミテ渓谷」。
氷河によって削られた岩肌の荒々しさ。雲間の光。上にも横にも広がるスケールの大きな自然。
ヨーロッパから移り住んだ人たちが初めて見た時は、きっと驚いたのだろうなと思います。


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レンブラントの「フローラ」も良かったし、ターナーの「ヴェネツィア、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂の
前廊から望む」も素敵だった。
でも、何よりもガツンと心に響いたのは、やっぱりゴッホの「糸杉」。
サン・レミ時代に描かれた作品で、うねるような厚塗りの絵の具で描かれた糸杉はまるで炎のよう。
ゴッホの命の火、そのもののような感じがして、この絵の前からなかなか動くことが出来ませんでした。
「聖月夜」も衝撃的だったけど、あれよりももっと冷静な激しさを秘めた絵のような気がします。


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他に気になったのは、メソポタミアの「カエルの分銅」。すっごくユーモラスで可愛い!!
あれの置物があったら買うのになぁ・・・
それと、ウィンスロー・ホーマーの「月光、ウッドアイランド灯台」。
どうしても月光の絵には反応してしまいます。月、大好きだから。

NYに行ったのは、もう6年前。時間が無くて駆け足で回ったメトロポリタン本館は広大すぎてフェルメール以外、
あまり記憶にありません。
とにかく大きかった、という印象が一番。(笑)
今度行ったら、本館と別館、それぞれに1日かけてじっくり見たいと思います。

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by ruki_fevrier | 2012-12-29 18:02 | 日々 | Trackback | Comments(4)
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Commented by a-monly at 2012-12-31 01:55
メトロポリタン美術館展行かれたのですね~
私も行こうと思いつつ、いつまで開催しているのか全然調べもしてません^^;
NYのメトロポリタンは巨大ですよね! ちょっとの時間じゃ全然見られない。
NY、、、本当はこの年末年始に行くかちょっと迷ってましたが、結局日本で年越しです。
あぁ、、実は最近NY熱が上がってきてるんです! rukiさんの日記見たら更に上がったー笑
いつか一緒に行けたらいいな♪

ところで、大阪に行ってきました。チーズケーキとシュウマイ買いましたよ~(冬休み中にupする予定なので、リンク頂いても平気ですか?)

今年も色々とありがとうございました。
来年もどうぞ宜しくお願いします^^
Commented by ruki_fevrier at 2012-12-31 10:58
a-monlyさん

メト展、行ってきましたー!ってもう数週間前ですが。(^^;
最初はね、結構散漫な感じの展覧会になるんじゃないかな、と思っていたのだけど、
動物コーナーがとっても可愛くて。
NYの膨大なコレクションの中だとスルーしちゃいそうだけど、こういう風に
まとまって展示されると色々比較したりして見れるなって思いました。
日本での展覧会も行く価値ありますね!!

NY熱、上がる気持ち、分かる!!
私も画像をチェックしてて、上がってきました!!
ヨーロッパも行きたい、でもNYも行きたい!
頑張って稼がないとね。そして節約せねば・・・

おぉ、大阪に行ったんですねー
そうそう、その2つは忘れてはいけません。
って、シュウマイ、買うの大変だったでしょ?難波に行ったんだ?
リンク、どうぞどうぞ!
今年もお会い出来て、バレエもご一緒できて嬉しかったです!
来年もどうぞよろしくお願いいたします☆
Commented by desire_san at 2013-01-04 16:32
こんにちは。
私もメトロポリタン美術館展を見てきましたので、
興味深く読ませていただきました。
ゴッホの『糸杉』はすばらしかったですね。
ミレー、ターナーの作品も魅力を感じました。
ティファニーのステンドグラスみすてきでしたね。
私もブログにもメトロポリタン美術館展について書いてみましたので、
ご意見、ご感想などコメントなどをいただけるとうれしいです。
Commented by ruki_fevrier at 2013-01-05 01:44
desireさん

こんばんは!いつもコメントありがとうございます。

メト展、少々散漫な気がしますが、「美術館展」となるとどうしてもああなりますよね。
それでも、なかなか上手くまとめていたなぁ、と思います。
「糸杉」、本当に素晴らしかったです!!
しばらくあの絵の前から動けませんでした。
ターナーのベネツィアの絵も良かったですね~
巨匠の作品だらけで、びっくりしました。
さすがMETですね。
後でそちらに伺って、desireさんの記事、じっくり読ませていただきます♪
今年もよろしくお願いいたします!!


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