日本美術の祭典
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去年の9月以降、全然書けなかった展覧会備忘録。
月に2,3回は行ってたのですが、心に余裕が無いと書けず、、、
ゆえにずっと書けず、、、

でも、これからはメモ程度でいいから何か残しておこうと思い再開。
もともと自分のための備忘録なんだし、自分だけわかればいいのだ。うん。

今年初めて行ったのは、東京国立博物館と東京都美術館が共催した「日本美術の祭典 」。
「クリーブランド美術館展」
「人間国宝展」
「世紀の日本画展」
の3つの展覧会を通して、日本の美を再発見しようという試み。

この3展覧会のセット前売り券を秋に買っていたので、
2月の大雪の翌日、まずは会期終了が近い東博の2展覧会に行きました。



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「クリーブランド美術館展」は、日本画よりルソーのこの絵が印象に残ってしまった。(^^;
『トラとバッファローの戦い』
あぁ、美しいルソーのヴィリジアン。
彼はこれを空想だけで描いたんだよなぁ。
パリの小さなアパルトマンの一室で。
丹念に様々な緑色を塗り重ねて。

日本画はやはり花鳥風月に心惹かれました。
『松に椿・竹に朝顔図屏風』(伝海北友)
左隻の竹に絡む朝顔が良かった。












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日を改め、3月に駆け込みで行った「世紀の日本画展」。
「日本美術院=日本画革新の歴史」を絵画で辿る展覧会。

近代日本画の発展は、型を伝承するだけではいけないという画家たちの試行錯誤の歴史。
様々な技法や主題の取り上げ方、構図の変化、、、
ひとつひとつの作品に画家たちの意気込みが現れていて、どの作品も引き込まれる。

特に心に残ったのはこれ。
近藤浩一路の『十三夜』
夜道、三重塔を見上げるとその先に星が煌めている。
静かな夜、行き交う人の足音が聞こえてきそうな絵だった。
初めて見た、こんな水墨画。



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もうひとつ、印象に残ったのが田渕俊夫の『流転』。
ススキの一生をひとつの画面に収めた絵。
見ていて、バレエの瀕死の白鳥の最後を思い出した。
最後まで美しく、潔く生を終えていくススキ。
ススキの一生を、こんな風に描くのかぁぁぁ。
と思わず絵の前で唸ってしまった。

他に、岩橋英遠『道産子追憶之巻』や小田野尚之『くつおと』などが良かったな。
大好きな小茂田青樹『虫魚画巻』もあった!
あの絵、本当に好き。

この展覧会、前期後期総入れ替えだったのです。
図録を見て、前期も見たい絵がいっぱいあったなぁと後悔。くーっ。
見たい絵は所蔵美術館を調べて訪ね歩くかな。





by ruki_fevrier | 2014-04-06 22:31 | | Trackback | Comments(0)
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