NY旅日記 2014:The Flick Collection 再び
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つい半月ほど前に前回の備忘録を書いたばかりなのですが、、、
今回もフリック・コレクションに行ったので、その記録です。

ふうちゃんが仕事している間、フリック→METと言うコースで美術館巡りを計画。
土曜日はMETが夜9時まで開館なので、先にフリックに行くことにしました。
今回も無料で借りれるオーディオガイドを利用。




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巨匠オンパレードのフリック・コレクション
いくつか私のお気に入りをアップ。

まず、ヤン・ファン・エイクの『聖母と聖人、寄進者』
真ん中に聖母、左に聖バルバラ、右に聖エリザベート、手前に寄進者。
画像ではイマイチですが、実物は細部が本当に細かく綺麗で…
顔を寄せて、食い入るように見ちゃいました。
これ、どーやって筆入れてるんでしょ?っていうくらい細かい。

同じ部屋にはフィリッポ・リッピの聖母子もあります。
これも素晴らしい絵です。
ウフィッツィにある有名な聖母子より20年近く前に描かれたもので、
表現が少し硬い感じがしますが、それがかえって初々しくてよいのです。








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アングル『ドーソンヴィル伯爵夫人の肖像』
大好きなアングル。
絹のドレスの質感が、絵なのに、しかも視覚だけなのに、
手に感じられるような気がするのは私だけ?

この美しいドーソンヴィル伯爵夫人は、著作を残すくらいの才女で、
彼女のバイロンの伝記は有名だそうです。
彼女はフランスの名門、ド・ブロイ公爵家のお姫様、18歳でドーソンヴィル伯爵に
嫁いだのだそう。
弟である第4代ド・ブロイ公爵の奥様の肖像画もアングルが描いていて、
それはMETが持っています。(去年の記事はこちら
それもブルーのドレスが美しい肖像画です。



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ブロンツィーノ『ルドヴィゴ・カッポーニの肖像』

ブロンツィーノらしい、ぬめ~っとした感じのある絵です。
爬虫類っぽいっていうか、なんというか。
でも好きなのですよね~、彼の絵。
一番好きなのは、ロンドンのナショナル・ギャラリーが持っている『愛の勝利の寓意』。
謎めいた絵なのですが、妖しい感じですごくいいのです。

この肖像画、去年行った時は西のギャラリーに飾られていましたが、
今回は階段下の廊下に飾られていました。
反対側にはフェルメールが2作。
『婦人と召使』だけは西のギャラリーに飾ってありました。
結構場所の入れ替えをするのですね。



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館内は撮影禁止ですが、この中庭だけは可能です。
朝ごはん以来、何も飲まず食わずで夢中になって絵を見ており、
気づけば3時半…さすがにくたびれたのでここで休憩しました。



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それほど大きくない美術館なのですが、展示作品がどれもこれもすごいので、
1つ1つじっくり見ちゃう=時間がかかる。
今回はもうオーバルルームにたどり着くころには疲れとお腹が空きすぎて
絵を見る気力もないくらいでした。(笑)



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お庭も素敵なんですよね~
出れないけど。

これは柵越しに撮った1枚。
ちょうど蓮が咲いていました。



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アイアンの門扉が素敵。




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フリックを出るころには既に空腹が限界まで来ており、
もう耐えられないーっと86丁目のシェイク・シャックへ。
駅まで戻るのが面倒だったので歩いちゃいましたが、
やっぱり地下鉄で行けば良かったと思うほど遠かった…
でも、なぜか歩こうと思っちゃうんですよね~
東京なら絶対に歩かない距離だけど、NYなら歩ける不思議。
京都もそうなんだけど、街並みを見ているだけで楽しいから歩けてしまう。

途中、ウィリアムズ・ソノマやJ. CREWを覗いたりしながら向かいました。
到着した日があまりに寒かったので、ウールの羽織ものを買おうと入ったのだけど、
なかなか気に入ったものに出会えず…
旅先での服の買い物、あまりうまく行ったことが無いです、私。



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お昼時はすんごい行列と聞いていましたが、16時過ぎだったのでそれほど待たずに買えました。

うん、確かに美味しい!
空腹と言うスパイスもありますが、なんていうか、ジャンクなのにジャンクじゃないお味。
表参道のthe 3rd Burgerに通じるものがあります。
でもこっちの方ががっつりお肉!って感じ。

疲れてボーっと出入り口を見上げながら食べていたら、
結構お年を召した方が入ってきました。
「おぉ、おじーさんでもハンバーガー食べようって思うのか。
さすがあめりきゃん!」と思っていたら、
そのおじーさん、すぐあとから入ってきた女性に話しかけている。
女性は「え?」と聞き返している様子から、知り合いではないみたい。
何度か言葉を交わした後、女性はおじーさんにお札を渡していました。
そしておじーさんは、次に入ってきたワカモノにも話しかける。
が、しかし、ワカモノはスルー。
おじーさんは、そのまま出て行きました。
ううーん、最初の女性、気前よくお札を渡すなんて、さすがアッパーイースト。
なんか文化が違うなぁと思った出来事でした。

お腹も満たされ、一息ついて、次は3度目の正直、METへ。
過去二回は観たかったものが全て観れずに時間切れ、後ろ髪引かれつつ美術館を後にした私。
今度こそ、出る時に悔いが残らないよう鑑賞するのだ!と鼻息荒く向かいました。

つづく。











by ruki_fevrier | 2014-10-05 20:22 | | Trackback | Comments(2)
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Commented by lilymiya at 2014-10-07 11:23
アングル『ドーソンヴィル伯爵夫人の肖像』素敵☆
Commented by ruki_fevrier at 2014-10-08 00:04
miyaさま!

いいでしょーいいでしょー?
この勝気そうな目に思わず引き寄せられます。
結構大きな絵なので迫力ありまする~


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