オルセー美術館展@国立新美術館
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行こう行こうと思いつつ、とうとう会期終了間際になってしまったオルセー美術館展
きっと激混みだろうから行くの止めようかな、とも思ったのですが、印象派だけでなく、
カバネルやブグローの作品もあるというので意を決して行ってきました。

週末とはいえ、夕方を狙っていったので入場制限は無かったのでまずホッ。
中は激混みですが、これだけメジャーな絵が来てるのであれば
しょうがないよね、というくらいの混み方でした。
ミレーの『晩鐘』の前は4重くらいの人垣が出来てました。
とても近寄れなくて、時間が勿体ないから後回しにしたくらい。(笑)

でも、確かに混んでいたけど、行く価値ありの展覧会でした。
とにかく来ている絵画の質がとても高い。
終わった後、良い絵をたくさん見たなーという幸せな気分で帰りました。










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今回、印象に残った絵をいくつか。
セザンヌの『マンシーの橋』。
水辺の透明感、こういうタッチでも描くことが出来るんだなー。



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モネ『死の床のカミーユ』
この絵、ずっと見たいと思っていたので、展示してあって思わず「おお!」と声が出ちゃいました。
若くして亡くなったカミーユ。
画家の悲しみが伝わってくるような、青白く冷たい色彩。



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大好きなモローの絵もありました!
4年前は『オルフェウス』でしたが、今回は『イアソン』。
相変わらず細密な装飾が描かれていて、ちょーーー楽しい!
メディアの後ろに描かれた柱なんて、大きな絵なのに目を凝らさないと
良く見えないくらい細かい装飾がびっしり。
上から下まで、舐めるように見てました。
ああ、モロー美術館行きたいっ。



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ドローネーの『ローマのペスト』
天使の手前にいるのは悪魔で、天使の指示で悪魔が槍で
扉を叩くと、叩いた数だけ死者がその家から運び出された、とか。
疫病を神の無慈悲な罰として描いた作品。
ドローネーはローマで見た古いフレスコ画からこの着想を得たのだそうです。
そのフレスコ画、見てみたいなぁ。




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カバネルの『ヴィーナスの誕生』
つい先日、NYのMETで見てきたばかりですが、オルセー所蔵の方が大きいということは
本当だったと確認。うん、これ見ると、METのは小ぶりに見えます。

ヴィーナスというにはエロい絵ですが、私は大好き。
印象派の裸体画はあまり好みじゃないのです。
クールベの『泉』よりアングルの『泉』の方が美しいよね~



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マネの『ガラスの花瓶の花』。
ガラスの花器に生けられた薔薇と白いライラック。
植物の瑞々しい生命力と、散っていく儚さとが同居してる作品。

今回の展覧会、マネの作品が11点も展示されています。
展示構成も、マネで始まり、マネで終わるような感じ。
サブタイトルが「印象派の誕生」ですからね。
新しい主題、新しい技法でサロンに挑み続け、印象派の画家たちから尊敬されていたマネ。
彼の円熟期から晩年の絵画は特に素晴らしかった!
筆が冴えわたってるという感じで。



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他にもクールベ、カイユボット、ホイッスラーなど「おお」とかぶりつく絵がいっぱい。
オルセーって本当にいい絵をたくさん持っているんだなぁ、、、
前にも書いたと思いますが、オルセーに行った時は印象派は好きじゃなかったから
正直、絵の記憶はあまりないのです。(^^;
次に行く時は、一日時間を取って行こう、と思った夜でした。








by ruki_fevrier | 2014-10-15 22:49 | | Trackback(1) | Comments(0)
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Tracked from dezire_photo.. at 2014-10-16 12:34
タイトル : 印象派の誕生発展と同時代の画家たちの魅力
オルセー美術館展 Orsay Museum Exhibition  「印象派の殿堂」として知られるパリ・オルセー美術館から、84点の絵画が来日ました。今回のテーマは「印象派の誕生」。1874年の第1回印象派展開催から140年 ― パリの美術界を震撼させた「新しい絵画」の誕生の衝撃を、オルセー美術館所有の名画によって回顧する美術展です。  マネに始まり、モネ、ルノワール、ドガ、セザンヌら印象派、後期印象派を牽引した画家たちの作品だけでなく、同時代のコローやミレー、クールらのレアリスムから、...... more


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