京都ふたり旅 その1
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数年前から一緒に京都をぶらぶらしましょう、と話していましが、
お互いの都合がなかなかつかず実現しなかったAsapi先生との京都ふたり旅。
今回、えいっ!と直前に行くことを決定。
土曜日に私がどうしても外せない用事が出来てしまったので、
日月と有休とって行ってきました。




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11時に京都駅に待ち合わせ、まずはお昼ご飯!と向かった先はこちら。
西京みそ漬けの老舗「三味洪庵」。
前日に予約を入れたのですが、運よく空いていました。




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お昼から豪華~~~!!
どれもこれも美味しくて、この量なのにペロッと食べれてしまう。
和食だからかなぁ。
京都の味だからかなぁ。

美味しいご飯を堪能し、デザートのわらび餅を食べる頃、
「そういえば、どこに行く?」と行先を決める私たち。(^^;
全くのノープラン。
いえ、ホントは色々調べて、、、って思ってたんですが、
全然出来なかった~~~あはは。

しかし、先生が素晴らしいガイドブックをお持ちでした!
京都のガイドブックに、先生が行きたい店の情報や、
次に京都に行った時に行くお寺リストなど、
最新の京都情報が書き込まれているのです。

データの整理が出来ていない研究者は数多くいます。←たくさん見てきたw
先生は仕事が早いと常々思っていましたが、データ管理がしっかり
出来ているのがひとつの理由だなぁ、と思ったのでした。
この先生のスペシャルガイドブックとスマホでノープランにも関わらず、
大満足な旅となったのでした。











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ランチ後に訪れたのは妙心寺
なにかで「京の冬の旅」を知り、行ってみたいなぁと思っていたのです。
南北朝時代に開山したという妙心寺には46の塔頭寺院があるそうです。
北門から入り中央伽藍を目指すも、行けども行けども両脇には塔頭が。
すごいです~
↑は法堂。
ここの加納探幽の雲龍図があるそうですが見それびました!
私も次に行くリストを作成し、記入しておこう。



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特別拝観のひとつ、三門。
重要文化財です。
この三門の楼上に観世音菩薩と十六羅漢が祀られていて、
極彩色で彩られた天井や柱により天上の豪華絢爛な世界が展開されています。



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写真はもちろん撮れないので、妙心寺のHPからお写真拝借。
いや、もう、入ってびっくり。
これ↑は自然光で撮影されていますが、
実際は閉ざされているので、薄暗い明かりの中で鑑賞します。
解説の方が、懐中電灯で天井を照らして説明されるほどの暗さです。
でも、そのため幽玄の世界に身を置くことが出来ます。
柱など、最初は彫ってあるのかと思うくらい立体的な装飾がされています。
これ、もしまた拝観できる時があったら、絶対に行きたいです。



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次に行ったのは衡梅院(こうばいいん)。
こちらも普段は非公開。
応仁の乱後に妙心寺を再興した雪江宗深が開いた塔頭です。




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雪江禅師と彼の四人の弟子を石に見立てた「四河一源(しかいちげん)」の庭。
下の写真の真ん中の大きな石が雪江禅師です。




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伏せた蓮の葉っぱを模した青銅の釣鐘。
裾がひらひらしたスカートみたい。
六代の住職さんが、お母様の菩提を弔うために寄進された鐘だそうです。

方丈内部には、狩野派の絵師による障壁画がありました。
ただ、あの豪華絢爛な世界を見た後だとどうしても地味に見えてしまって…
私はお庭の方が印象に残りました。
このお庭、新緑の時に見たいなぁ。



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久しぶりにのんびりお寺さんを見て回ることが出来ました。
妙心寺のお寺さんの屋根には、個性豊かな獅子たちが。
瓦を止めるための留蓋瓦というものだそうです。
なんて可愛い飾り瓦!
左上が一番のお気に入りです。



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さて、もう寺院は閉まる時間になったし、それではお夕飯の時間まで
お買い物に行きましょう~♪
ということで、バスで四条河原町へ。
烏丸通を北上し、六角堂から三条へ抜けて、また南下して祇園へ。
結構歩きました~

三条通にある1890年に建てられた洋館、旧家邊徳時計店。
時計屋さんだったのが閉店し、それ以来空き店舗に。
どうなっちゃうのかなぁ、とずーっと気になっていました。
今年の夏もまだお店は入っていませんでしたが、今回行ったら洋服屋さんになってる~
良かった。



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京都から友達に手紙が書きたくて、便利堂さんで絵葉書を購入。
ついでに自分用に小さ目のクリアファイルも。
ここに来るとつい買ってしまうー。



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小雨降る中、カフェを目指して祇園までてくてく。
が、しかし、行くところ行くところ閉まってました!(涙)
閉店時間を確認してないおとぼけ二人組です。
てか、まさか6時に閉店するなんて…
京都のカフェ、閉店時間には要注意です。

↑四条通沿いにある目疾地蔵(仲源寺)。
雨が降ると、石畳が光を反射して綺麗です。



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うろうろしていたらお夕飯の時間に。
で、甘いものは諦め、予約したかわら林さんへ。

冬と言えば鍋、京都と言えばまる鍋!
ということで、すっぽん鍋をいただきに。

左から煮凝り、茶わん蒸し、陶板焼き。
どれももちろんすっぽん入り。



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メインのお鍋~~~!!
あぁ、美味しかった。
すっぽん、初めて食べた時は「え、すっぽん?美味しいの?」
と思いつつ食べたけど、あっさりなのにコクがあるお味にはまりました。




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〆は普通お雑炊ですが、こちらはすっぽんのお出汁で炊いた炊き込みご飯。
美味しかったのですが、お腹いっぱいでひとつしか食べれませんでした。
お吸い物ももちろんすっぽん出汁。
お鍋とはまた違った上品な味でこちらも美味しかった~

手ごろな値段で美味しいすっぽんが食べれて大満足!
実はお夕飯の店はなかなか決まらず、当日スマホで探して見つけたお店でした。
スマホ万歳。

この後、どこかのバーで一杯、と思っていましたが、
もう水一滴入らないくらい苦しい。
タクシーでホテルに戻り、そのままベッドへダイブ。
お腹がこなれるまでしばし気を失ったわたくしでした。
あぁ、情けない~
先生、すみませぬ~~~。
次はぜひオシャレなバーに参りませう。
それとカフェもぜひ。


そして、2日目につづく。






by ruki_fevrier | 2015-03-01 22:45 | | Trackback | Comments(2)
Commented by always-tea_2 at 2015-03-04 20:48
rukiさんの写真、いつ見ても素敵!
勉強になります。
私はセンスがないな。笑
Commented by ruki_fevrier at 2015-03-05 00:59
アッサムのママさん

ありがとうございます!!
でもなかなかうまく撮れないです。
特に風景。景色を切り取るって難しいですね。
日々勉強です~


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