ロンドン旅行記:The National Gallery
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部屋で1時間ほど昼寝してからナショナル・ギャラリーへ。
大大大好きなナショナル・ギャラリー
前回も短い滞在中、2度行きました。
それなのに、全て見きれず。
今度こそ、隅から隅までじっくり見るのだー!と
気合を入れて行きました。

が、しかし。
オーディオガイドを借りると、「今日はこことここのエリアは見れないから
半額でいいわ」とのこと。
あ、そう。
どうせ、数時間で全部見れないからラッキー♪、とこの時は思いました。
美術館はタダですが、オーディオガイドは7£もする。
半額ならもう一度借りてもいいなぁと。



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幸いなことに、私の好きなセインズベリー・ウィングは見れました。
ボッティチェリの「神秘の降誕」。
「春」の次に好きな彼の作品。
晩年の作品にも関わらず、躍動感を感じる絵。



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天上では天使たちが輪になって踊っているし。




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地上でも天使たちが抱擁しあってる。
てか、この天使の抱擁、とっても怪しいと思ってしまうわたくしw

この晩年に描かれた作品には、サヴォナローラに心酔して以降の彼の作品には感じられない
希望のような明るいものを感じます。
キリストの誕生を祝い輪舞する天使たちが、精緻な描写で表現されていてうっとりしてしまいます。








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だって、サヴォナローラに心酔して以降の彼の作品と言えば、こんな感じ。
聖ゼノヴィウスの生涯を描いたものの一枚。
なんというか、潤いの無いかっさかさな感じの絵ばかりなのです。
ボッティチェリをこんな風に変えてしまったサヴォナローラ、
私は大嫌いじゃー。



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この絵は、代表作のひとつ「ヴィーナスとマルス」の近くに展示されています。
見るものを魅了する瑞々しいヴィーナスが描かれた「ヴィーナスとマルス」。
なんて秀逸な配置、と思ったりして。



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ボッティチェリ以外にも悶絶する絵がたくさん。

私の大好きな画家、フィリッポ・リッピの「受胎告知」のガブリエル。
巻き毛が可愛い~~~
天使の羽はまるで孔雀の羽のよう。



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クリヴェッリの「受胎告知」。
すんごい遠近法。
もう、奥へ吸い込まれそう~~~



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聖霊の鳩に恭しく跪くマリア。
豪華な室内にいらっしゃる。
金糸が施されたカーテンや寝具、ガラスや燭台。
ふんふん、この絵が描かれた当時の室内はこんな感じだったのか。
彼らしい絢爛豪華な画面、大好き。



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コジモ・トゥーラの「ミューズ」。
正義の女神を描いたと言われている絵。
女神が座る玉座の装飾、これはイルカだそう。
随分猛々しい顔をした黄金のイルカであるのう。



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バルトロメ・ベルメーホの「悪魔に打ち勝つ聖ミカエルと寄進者アントニオ・フアン」の、
聖ミカエルに足蹴にされている悪魔。
悪魔にしては愛嬌のある顔。

踏みつけるミカエルのサバトンは黄金に輝き、真珠や宝石で彩られている。
豪華~~~。



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ロヒール・ファン・デル・ウェイデンの「読書するマグダラのマリア」のマリアのドレス。
金襴のアンダースカートが素晴らしい!!
刺繍の質感がなんてリアルなの。
宝石の輝きも絵画とは思えない~~~と悶絶しまくり。

以上、かなりオタクな私の備忘録でした。



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あっという間に閉館時間になり、ミュージアムショップに寄る時間も無く外へ。
そしたら結構雨が降ってました。
まぁ、でも、傘を差してない人もちらほら。
さすがロンドン。

↑はピカデリーサーカス。
もうTDKは見れません…残念。



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ひとりだし、雨だし、ということで、夕飯は部屋で適当に作って食べることにしました。
醤油と生姜で下味が付いている、と書かれたサーモンのパックと
人参、ブロッコリー、スナップエンドウのミックス野菜、
人参のスープを購入。

サーモン、確か3.5£くらいした。
スープは2£、でも1リットルくらいあったから安いかも。
お味は、サーモンはかなり薄味。
どこが醤油味なんじゃーーー!という感じ。
スープは濃厚で美味しかった!コリアンダーが入っているので少しエスニック風味。
でもこれも「ほのかに」という感じです。



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夜、突然すごい音がするので窓の外を見たら、タワーの方で花火が上がっていました。
何かイベントでもあったのかな?

さすがに疲れて、この日も日付が変わるころには気を失ってました。
一人旅はここまで。
翌日は友と数年ぶりの再会です!


つづく。






















by ruki_fevrier | 2015-08-10 23:43 | | Trackback | Comments(4)
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Commented at 2015-08-12 03:08
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ruki_fevrier at 2015-08-12 23:37
鍵コメ様

はじめまして!コメントありがとうございます!
美術系の記事にコメントいただけるとホントに嬉しいですううう。
マイナー絵画のしかも部分画像のアップにも関わらず、堪能したと言っていただけて嬉しいです。
そうなんです!!このプレルネサンスの美術、青さがあってすごく好きなんです。
フラ・アンジェリコも大好きですーーー!!ナショナル・ギャラリー、第二弾もありますので、また覗いてください!
Commented by Mueri at 2015-08-13 20:21
ですよねー。サヴォナローラに心酔していたのか、捕まらないためやむを得ず・・なのかいまだにわからないところがあるものの、サヴォナローラがいなかったら、どれだけの美術品が残っていただろうか・・・とほんとに残念です。フィレンツェ市民の心変わりもすごいけど・・・(--;
リッピはいいですね~~~。天使描かせたら天下一品です。でもやっぱり私はサンティが好きですが・・・。
Commented by ruki_fevrier at 2015-08-15 00:15
みゅえりさん

ねー、ホント、彼のお陰でどれほどの美術品が焼かれたことか…
そうそう、フィレンツェ市民もすごいよね。なんていうか、ドラスティックな市民なんだなぁと思ったりして。
リッピ、いいよねーーーー!!
天使もそうだし、マリアも人間って感じがして好き。
でもフラ・アンジェリコの崇高な感じの天使とマリアも好き。
みゅえりさんはラファエロ好きだもんね~
そういえば、VAにラファエロの間というのがありました。
彼の大作を集めた部屋で、なかなか良かったです。


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