ロンドン旅行記:大英博物館 その2
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8ヶ月ぶりに旅行記再開(汗)

2015.6.23.

ロンドン5日目の朝。
Beigel Bakeのポピーシードのパンで朝ごはん。
このパン、ちょーーー美味しかった!



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この日はまずHolbornのSir John Soane's Museumへ。
5,6年前に何かの本で知って以来、ずっと行きたかったミュージアムです。

18世紀に活躍した建築家ジョン・ソーン卿の自宅が彼のエキセントリックなコレクションとともに
美術館になっているというもの。
しかも展示は彼の生きていた当時のまま。

が、これがただの個人ミュージアムじゃない!



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こんな感じにコレクションが天井から床までびっしりなのです!
(中は撮影禁止なのでWikiから写真を拝借。)

古代ギリシャ、古代エジプト、古代ローマの遺物や、16世紀から18世紀の絵画等、
彼が尋常ならざる情熱で集めた品々が所狭しとスペースを埋めるように並べられています。
圧巻です。
こんだけ買ったのね、というのと、こんだけよく並べたねという驚きで口あんぐり。

すごいのはセティ1世の石棺。
一番下のフロアに鎮座しています。
有名なアビドスの王名表が彫られた葬祭殿の主、セティ1世。
そんな超有名な古代エジプトの王の石棺が、国の博物館では無く個人美術館にあるなんて…
あんびりーばぼー!
それ以外も見る人が見たら「おお!」と思う逸品がこの中にあるんでしょうね・・・

ソーン卿が改築して迷路のようなアパートメント。
ポンペイの赤で彩られた部屋も素敵でしたが、Study&Dressing Roomと名付けられた
1階の小さな作業場のようなコーナーが一番気に入りました。
Monument Courtという中庭のようなスペースに面してデスクが置かれていました。
ソーン卿はここで天窓からの明かりの中、図面を引いたのかなぁとしばし妄想。

彼はイタリアの画家で建築家でもあるピラネージと面識があり、
彼の版画作品も多くコレクションしているそうです。
私もピラネージが好きで彼の画集を持っているのですが、なんとなーくこの二人は似た者同士な気がします。
エキセントリックの方向性が似ている感じ…w

入場は無料ですが、一度に入る人数を規制しているため、
混んでいる時は少し待つことがあります。









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次に向かったのは大英博物館。
今日は前回見れなかったところを攻める。



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まずはRoom27 メキシコの部屋。
赤い壁が印象的な展示室です。
壁にはリンテルと呼ばれる石が並んでいます。
2つの柱の上に水平に渡される石のことで、それぞれ神や王が描かれています。
これらは古代マヤのヤシュチュラン遺跡から発掘されたものらしい。



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左が囚人で、右が王、らしい。


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左側は蛇のようなものの口から神?が出ている。
どろろろーんって現れている感じが面白い。
ヤマタノオロチみたい、と思った私w

南米の遺跡、一生に一度でいいから行ってみたいところなのだけど、
なにせ遠いし危ないしハードだし…
最近は行けずに寿命が尽きるんではと思い始めてます。(歳ですねw)



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次に百済観音のレプリカを見に日本美術の部屋(Rooms 92-94)へ。
法隆寺が所有する国宝百済観音の精巧なレプリカがこの大英博物館にあるのです。
薄暗い展示室内でゆらりと立つ観音様。
この姿を見たかった!



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もともと私が百済観音を知ったのは亀井勝一郎の『大和古寺風物詩』という本で、
彼が薄暗い堂内に見えた百済観音を「大地から燃え上がった永遠の焔のようだった」と表現しているのがきっかけでした。
彼が訪ねた昭和12年には、百済観音は金堂に置かれており、そのように見えたそうです。
現在では煌々と電気の照明に照らされガラス越しにしか見れません。
彼の言葉がずーっと残っていて、このレプリカを知った時、もしかしたら
彼が見たような姿が見れるかも…と密かに思っておりました。

確かに、法隆寺で見るよりは雰囲気あるかな。
でも展示室の一角なので…やっぱり…仏像はお堂の中で見たいかも。と思ったり。
保存の観点からは難しいのでしょうけどね。






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次にRoom 33 アジア美術の部屋へ。
だーい好きなインドの神様ガネーシャ。
ヒンドゥー教の神様で、商業と学問を司り、象の頭と4本の腕を持つ。
布袋様のような太鼓腹で愛嬌があるのでインドでとても人気があります。
これは13世紀ごろのもの。



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これはもっと古い時代のガネーシャ像。
13世紀のものより素朴な感じ。
腰を揺らして踊るガネーシャ、可愛い。



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奥に法輪がいっぱいのすごーく面白そうなコーナーがあったのだけど、



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なぜか開いていなくて入れない!(涙)



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すっごく面白そうなのに…とガラス越しにへばりついて眺める。

↑この壁にかかっている足型の彫刻は、仏像が作られる以前の時代のもの。
仏教も最初は恐れ多くて仏の姿を形にしてはいけないという時代があったのです。
お釈迦様の象徴としてストゥーパや法輪(釈迦の教えが広まる様子を表したもの)、
このような釈迦の足跡をパネルにした仏足石を礼拝対象にしていました。
それがアレクサンドロス大王の東方遠征によってギリシャの彫刻の文化がもたらされ、
ガンダーラ仏が誕生し仏像の起源となるのです。
だからここはきっと紀元前の仏教美術のコーナーなんだろうなぁ。
ああああ、見たかった!





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そんなこんなで見て回っていたらお昼になりました。
かおちゃんとエントランスで待ち合わせ、ランチをしに近くのパブに行きました。
Ploughという名のパブでした。




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この時のシーズンメニュー、チキンのサラダ仕立てみたいなものと、
定番ソーセージマッシュをかおちゃんとシェア。
どちらも美味しかった!
前回イギリスに来た時も思ったけど、パブ飯は外れが無いと思う。

そしてランチの後は郊外へ。
ちょーーー憧れている方のお宅訪問です。


つづく。







by ruki_fevrier | 2016-07-07 22:09 | | Trackback | Comments(2)
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Commented by xiangpian at 2016-07-09 22:50 x
いーや パブ飯 ハズレもあります。
結構 あります。
現地在住の人に連れてってもらえば、はずれないだろうけれども、適当な場所に入ると適当なご飯が出てくるよ。
特に、ロンドンは。
郊外のほうが 案外ハズレないかも。

それでもロンドンご飯事情は、年々レベルアップしているっぽいけどね。

憧れの方のお宅?  楽しみ~
Commented by ruki_fevrier at 2016-07-10 22:53
> xiangpianさん

そっか~私は最初の旅はコッツウォルズで、去年は後輩に連れてってもらったところだから
外れがなかっただけなのかもね。
やっぱり事前調査は必要ね!

うんうん、ロンドンの食事情、良くなっていると思うよ。
今回もかなり美味しいラムを食べたよ~♪アップ、かなり先になるけど(笑)
お宅訪問、これから頑張ります!今日、アップできるかな…


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