ロンドン旅行記:Tate Britain
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2015.6.25

いよいよ残り2日。
と言っても2015年のだけども!(汗)

前の晩、帰りが遅くてスーパーに行けなかったので、朝ごはんはコンビニで買ったワッフル。
お値段、0.79£。
有人のカウンターが混んでいたので、セルフキャッシャーで払おうとしたらカードオンリー。
日本人的感覚では「えーっ」という感じですが、しょうがなくカードで支払いました。
しかも、PINコード付きじゃないと受け付けない機械ということが分からず困っていたら、
後ろに並んでいるおじさんたちがこぞって教えてくれたという思い出付き。



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ワッフルはこのように温めます。
Daylesfordのお姉さんがやっていたのを真似て。
これを見た時、「おおー」と思いました。
私にはこういうトースターの使い方は思いつかない!(^^;












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この日は午前中にテート・ブリテンに行き、午後からかおちゃんと合流です。
地下鉄を使うのは最後の日なので、駅までの道をしみじみしながら歩く。

ホテルのすぐ近くにあるmews。
ここの雰囲気がすごく好き。



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mewsとは昔馬小屋だったところで、今は改装してアパートやオフィスになっています。
すっごく可愛く改装しているところが多いのです。
帰りに絶対中に入って歩こう、と思いつつ撮影。
ロンドンのあちこちに素敵なmewsがあります。



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ホテルからは徒歩数分で駅に着きます。ホント、便利だったなぁ。
グロスターロード駅とWaitrose。
大変大変お世話になりました。
Waiterose、ほぼ毎日行ってたな。
そこそこ大きくてほんと楽しいスーパーだった。



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Tube名物のながーいエスカレーター。
歩く人は左側、立ってる人は右側、がロンドンルール。
私は常に右側の人w



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ピムリコから徒歩10分くらいでTate Britain 到着~
1500年以降から現代までのイギリス美術が収蔵展示されています。



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地下階から上へと続くらせん階段。



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美しい扇形の模様が施されています。
このらせん階段は2013年に終わった改修工事で加えられたものだそうです。



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上を見上げれば、19世紀に建てられたクラシカルなドーム。
会員になれば上のバルコニーにあるバーでお酒が飲めるらしい。
お酒はいらないけど、登ってみたい!



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イギリスのみとはいえ、500年分のコレクションですから的を絞って見ないと
とても終わりません。
時間が無いので、まずはラファエル前派とその周辺の絵画を目指す。
年代別になっているので、簡単にたどり着けます。



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ラファエル前派リーダー、ロセッティの『ベアタ・ベアトリクス』(真ん中上)や
バーン=ジョーンズの『黄金の階段』(右上)が並ぶ壁。

『ベアタ・ベアトリクス』はロセッティが亡くなった奥さんを神曲のベアトリーチェとして
描いた、彼女への愛の証のような作品。
なのだけど、こんな風に飾られていると、多くの作品の中のひとつ、って感じで
うっかりすると見過ごしそう。




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ウォーターハウスの『The Lady of Shalott』

アーサー王伝説の中で、呪いのために外の世界に出たら死んでしまうシャロット。
鏡越しにランスロットに一目惚れしてしまい、同時に絶望する。
ランスロットには既に愛する女性がいたから。
そんな彼女が小舟に乗って息絶える直前を描いた作品。

ウォーターハウスはラファエル前派と親交があっただけで、メンバーではないのだそう。
でも雰囲気がとっても似ているのよね~



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シャロットが乗っている小舟の先端にはキリストの磔刑像と蝋燭。
うーん、おどろおどろしい。

彼はシャロットを題材に3つのバージョンを描いているのだが、これは一番最初に描いたもの。





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反対の壁。
日本に来たら何十もの人垣をかき分けないと見れないミレイの『オフィーリア』も
ここではこんな感じ。
ほとんど独占状態で見れます。(笑)
贅沢~~~

この後姿のおばちゃま、すごく素敵だった!!
なのでわざとおばちゃまを入れてパシャ。
黒いシンプルなひざ丈のワンピースにハイヒール、
首には大ぶりのネックレス。
めっちゃ私の好み!!


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オフィーリアの表情がなんとも言えない…

モデルのシダルは、何時間も水に浸かって風邪をひき、
ミレイは治療費を請求されたとか。

オフィーリアは自殺のような事故死のような最後なのですが、
モデルのシダルも自殺同然の最期を迎えます。
それを知るとこの絵がちょっと怖くなる…
ちなみに、シダルが『ベアタ・ベアトリーチェ』のモデルであるロセッティの亡くなった奥さん。




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沈みゆくオフィーリアの衣装と手から零れ落ちた花々。
ピンクは薔薇ですね…

人魚のように川を漂ったオフィーリアは、
水を含んだ裳裾によってあっという間に川底に引きずり込まれる。
まさに、その場面。



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ミレイの『Mariana』

婚約者を待ち続けるマリアナ。
待ち疲れたわ~とストレッチしているところに見える(笑)

この絵は、まずマリアナの鮮やかなブルーのドレスに眼を奪われ、
次にステンドグラス、窓の外の自然、マリアナの手前に置かれた織物など
豊かな色彩に圧倒される。
日本でも二度ほど見ていますが、オフィーリア同様、何度見ても
細部まで眼が行ってしまう。



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アーサー・ヒューズ『The Eve of St Agnes』

これも以前日本で見たことがある絵なのですが、メインの二人より後ろの静物画が何より好み。



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美しいステンドグラスと手前にあるガラスの器の幽玄さ。
上掛けに落ちる柔らかい月明かり…
いつまでも見つめていたいと思う美しさ。


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ヘンリー・ウォリス『Chatterton』

実在した贋作作家トーマス・チャタートンの死を描いた作品。
彼は生活に困窮し、屋根裏でヒ素を仰いで自殺したとも、
性病とアヘンで死んだとも言われています。
どちらにしても、哀れな死に方です。
この絵を見ると、切ないなぁと思うのです。



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フィリップ・ハーモニジーズ・コールデロン『Broken Vows』

これも切ない絵。
手前の女性は失恋したところ。
対照的に、塀の向こう側ではいちゃつくカップルが。

などなど、私が好きな絵がたくさんあって、
ひとつひとつ見ていると時間があっという間に経ってしまう。

この後は、ウィリアム・ブレイクの部屋を探してうろうろ。
かなり分かりにくい場所にあり、案内係のお兄さんに連れて行ってもらいました。
ターナーのコーナーを突っ切って、右に曲がって突き当りの扉を開けると階段があり、
それを上るとありました。分かりづらっ!

ブレイクの版画は暗すぎて全然写真を撮れず…
相変わらず暗くて欝々として幻想的で素敵な絵でした。




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時間が無いのでターナーはさらーっと眺めて終わる。

ターナーはこのバチカンの広場を臨むバルコニーにいるラファエロを描いた絵が好きです。

『Rome, from the Vatican. Raffaelle, Accompanied by La Fornarina,
Preparing his Pictures for the Decoration of the Loggia』
というなっがいタイトル。


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右がラファエロ。
小椅子の聖母をはじめとするラファエロの作品が、恋人の後姿と共に描かれています。
まるで過去を覗き見ているような作品。こういうの大好き!
これも数年前に日本に来ています。

こうやって見ると、テートの作品は結構日本に来ていますね。


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『The Decline of the Carthaginian Empire』

見ていると絵の中の水平線に沈みゆく太陽の光を浴びている気分になります。
港の濃厚な大気も感じて、磯の香りもしてきそう。
さすが巨匠だなぁと思う。

ターナーの絵ってロンドンで全然ゆっくり見れてなくて、
次こそ!って思ってたのだけど、この日も出来ず…
次こそ!(爆)

こうして数時間ですが、初テート・ブリテンを堪能しました♪



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外にはカフェがあって、この日は天気が良かったから気持ちよさそうでした。
たぶん、みんな、酔っぱらってる(笑)



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美術館の庭にはMary Rose(ER)が咲いていました。
大好きだからこんな綺麗な花が見れて嬉しい~♪


この後は、かおちゃんと待ち合わせてランチへ。


つづく。








by ruki_fevrier | 2016-09-22 23:51 | | Trackback | Comments(4)
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Commented by uransuzu at 2016-10-01 22:54
ロンドンに行ってらしたのね。
私も同じくロンドンに行ったはずなのだけど、やはりrukiさんは見る目が違うわぁ。
写真も素晴らしい。
続きを楽しみにしています♪
Commented by ruki_fevrier at 2016-10-02 14:58
uransuzuさん

こんにちは!
uransuzuさんのセレブな旅、拝見してました~💕
私のは相変わらず美術館巡りメインの旅でございます。
続き、頑張ります!と言いたいとこですが、PCがwindows更新で使えません~😭
いつ終わるのおおお。
Commented by a-monly at 2016-10-03 16:28
こちらにも!
テートブリテンの建物写真がどれも美しすぎてクラっときそうです! rukiさんの建物を撮るアングルが好きです☆

ワッフルを温めてるトースターがKENWOOD?? オーディオだけじゃないのですね~・・・しかも、使い方が面白い!

mewsって、昔馬小屋だったのですか?そうとは全然見えない~
日本の馬小屋とは全然違いますねー笑
子供の頃、競馬関係の仕事をしていた祖父に会いに、競走馬の厩舎へ毎年行ってましたが・・・比べ物にならない^^;

ロンドンのエスカレーターって、速度が速くないですか?
と言うより、日本がゆっくりなのかな?
日本のゆっくり速度に慣れていると、海外に行って焦ります(笑)
Commented by ruki_fevrier at 2016-10-04 00:21
> a-monlyさん

こちらにもありがとう!
海外の美術館の建物、いいよね~しかも撮り放題だし。
テートはまたゆっくり行きたいです。やっぱりラファエル前派、好きだなぁと。

この方式、いいでしょー。オーブントースターが無いからこうやって温めるのですよ。
このやり方を見るまでは、フライパンで温めてましたw

ロンドンのエスカレーターねぇ、、、確かにすこし速いかも。
今年は途中でバスに慣れたので、地下鉄はほとんど乗ってないのです!(笑)
バス便利よ、バス。


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