ロンドン旅行記2017:Tate Modern
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花市から戻って一休みしてから、またバスに乗って今度はTate Modernへ。
ロンドン4回目にしてやっと中に入れる!
去年は建物の前まで来て、写真を撮っていたら閉館時間に(笑)

元は発電所だった建物、右手部分は増築された新館。
設計は表参道のPRADAと同じヘルツォーク&ド・ムーロンという建築家ユニット。
屈折具合がなんとなくPRADAと通じるものがあるなぁ。



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7階ぶち抜きの巨大空間、タービン・ホール。
うぉーっとテンション上がる。
こんなエントランスを持っている美術館、無いよね。
みんな床に座ったり寝転んだりと思い思いのスタイルでこのホールを楽しんでいる。




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発電所だった時の名残を夢中で追いかける。
このエントランスホールで30分くらいは写真撮っていたかも(笑)



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次はエントランスホールを7階から見下ろす。
すごーく人が小さくて、改めてホールの巨大さを感じる。
私もさっきまであそこにいたんだなぁと思いつつ見下ろしてるとなんだか不思議な気分になる。









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テート・モダンには建物を見たくて行ったので、絵を見て帰ろうか迷ったのだけど、
せっかくなのでフリーの展示室を少し見て回りました。
モダンは全く分からないので、とりあえず気になったものを記録としてアップ。

Josef Albers
Repetition Against Blue
1943

ブルー、グレー、ホワイトがリズムを刻む美しい絵。


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Max Ernst
The Entire City
1934

マックス・エルンストは出来れば1枚でも多く見たいと思っている画家。
The Entire Cityは1936年にも描かれたものがある。
どちらもいいけど、1936年の方が好き。
月が大きいからかもw
(チューリヒ美術館所蔵の1936年バージョンはこちら


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Max Ernst
Celebes
1921

私はエルンストの1920年代後半からの絵が好きなんだなぁと思った一枚。
これはそれほど惹かれない。



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Ibrahim El-Salahi
Reborn Sounds of Childhood Dreams I
1961–5

これはなんだか絵本でありそうな絵だなぁと。
不思議の国のアリス現代版的な。


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Hans Bellmer
Peg-Top
c.1937–52

(画像は部分)

駒を持つ骨だけの手。
その手はエイリアンみたいな不思議な物体から伸びている。
これ、人なのか?



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Cildo Meireles
Babel
2001



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ラジオを塔のように積み上げたインスタレーション。
バベルと名付けられたのだから、このラジオから流れるのは音楽ではなく様々な言語なのだろうなぁ。


一番印象に残っているのはこれ。↓

Olafur Eliasson
Yellow versus Purple
2003

↓インスタにアップした動画です。
この角度だとパープルは見えないのだけど、光がぐるーっと巡る様子が面白くて
この角度で何度も何度も繰り返し見てしまいました。





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と、気の向くまま色々見ました。
とてもじゃないけれど一日では見きれないほど広い。
当然全然見れなかったけど、んー、次に行くのは数年後でもいいかもw
現代アートをもっと勉強してから行きたい。





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テートを出たら見えるテムズとセント・ポール大聖堂。
この眺めが大好きで、去年これを撮りまくっていて美術館を見逃したのでした(^^;



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ミレニアム・ブリッジを渡ってる途中で振り返るとテートの煙突が良く見える。



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この後、コベントガーデンでかおちゃんと待ち合わせ、念願のサンデーローストで晩ごはん!
まぁ、店をちゃんと調べてなかったので、入ったのはビストロなのですが(笑)
美味しかった~~~!!
最初はそのまま、味に飽きたらホースラディッシュを付けて。
ホースラディッシュ、旨いわ。

お隣はフランスから来ていたご夫婦。
お二人もサンデーローストを食べてました。
私はヨークシャープディングと芋を少し残してしまったけど、
お隣さんもかおちゃんも完食!素晴らしい。


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かおちゃんとはコベントガーデンのバス停で別れ、私は歩いてホテルへ。
たぶん21時くらい?
トラファルガースクエアのネルソンを見上げながらテクテク。
そういえば、この日はWEST END LIVEだったのです。
ちょっと見たいなーと思ったけど、すごい人で即諦めw
さすがに帰る頃は昼間の熱狂が嘘のような静けさに。



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ホテル向かいの建物。
夕暮れ時、照明に照らされて薄闇に浮かぶ感じがとーってもいい雰囲気。



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そして、お腹がこなれてきた真夜中。
かおちゃんにもらったBread Aheadのドーナツを我慢できずに食べちゃった!
カスタードとラズベリー。
どちらも超絶美味しい!!
ロンドンでもヨルカシ。でも後悔はしていない!
お腹も舌も大満足で眠りにつきました。

そして翌日はドキドキお宅訪問第一弾。

つづく。










by ruki_fevrier | 2017-09-19 00:00 | | Trackback | Comments(4)
Commented by shinobu63o at 2017-09-19 20:37
rukiちゃん、コメントありがとうございます!食卓から愛をこめてⅡ最初のコメント、とっても嬉しかったです!❤
イギリスの旅のお写真、とても美しく、そして美味しそう。
これぞイギリス菓子の面々に思わず前のめりしてみました(笑)。日本では中々ここまで充実したティールームないですものね。
絵もイギリスならではの近代(現代)絵画にそうだな~と納得です。街並みも美しくて、これから続くポストも楽しみにしています!
Commented by ruki_fevrier at 2017-09-19 23:53
> shinobu63oさん

こんばんは!こちらにもコメントくださってありがとうございますー!!
コメント第一号になれて嬉しい!!(*^^*)
ひとつ前のお茶会は、例のまりこ先生のお教室です!日本でこれだけのイギリス菓子天国はなかなかないですよね~
ザ・粉ものなイギリス菓子にすっかりハマってしまいました!
モダンアートは全くわからないので、とりあえずメモ書きを残しました。
MOMAとはまた違った感じの印象で、ある意味MOMAよりもセレクションが尖っている感じがしました。そこがイギリスらしいなぁと。
帰国して数か月経つのにまだ半分にも到達していない旅行記ですが、年内完結を目指して頑張ります。
今後もよろしくお願いいたしますー!!
Commented at 2017-09-25 08:06
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ruki_fevrier at 2017-09-25 23:38
> 鍵コメ様

こんばんは!
お忙しい中、コメントありがとうございますー!
写真の件、了解です!そうですよね、色々物騒な世の中ですもんねぇ。

ところで、5メートルのミモザが…なんてこと。
それは大変でしたねー!!
そしてそれだけでなく、あのおしとやかな鍵コメ様がキレたことがあったなんて!
でもブログに書くとなると確かに時間かかりますよね~
もしよろしければここで鍵コメでうっぷん晴らしてください!(笑)


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