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皇帝が愛したガラス@東京都庭園美術館
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装飾オタク友のこの方と、庭美で開催中の「皇帝が愛したガラス」展へ。
ロマノフ王朝が集めたガラスへの興味もありましたが、11月から庭美がリニューアルのため長期クローズに入るのでその前にもう一度行きたい、というのが主な目的でした。
でも!意外にも面白かった。なんていうか、突っ込みどころ満載で。(笑)

ヨーロッパにおいては辺境にあたるロシア。
他国に追いつこうとあちこちから必死で集めたのだろうなぁという品々が並びます。
イタリア、ドイツ、チェコ、スペイン、フランス、イギリス・・・
ロシアっていうと「赤」のイメージ。「ゴールド・ルビー」という赤いガラスが人気だったようで、ドイツ製のルビー色のガラスのティーセットはため息が出る美しさでした。
ルビー・ガラスに金で彩色した器も見事で、ロシア・ビザンティンという解説に納得の豪華さでした。

「買ってばかりでロシアでは作らなかったのだろうか?」と思っていたら、最後にロシア製品が並んでいました。
一目見て「あ・・・」と思う、ガレ風ガラスも。
頑張ってますが、どうしても大味。なんちゃっての域を出ないんですよね~。
「頑張れロシア」と当時の職人たちに言ってあげたい。
まぁ、でも、一目でガレ「風」と分かるだけ凄いのかも?
冗談はさておき、なんちゃってだけでなく、素晴らしいロシア製ガラスもありました。
ゴリーツィン公爵家の食器セットは、ルビー・ガラスに金彩が素晴らしいロシア・ビザンティンの器でした。

今回、驚いたのがガラスのモザイク画。
ぱっと見、普通に描いたもののように見えますが、目を凝らすと細かいガラスの欠片を敷き詰めて絵が描かれています。
ミリ単位の小さなモザイクを集めて描かれる風景画。
昔の人の根気と集中力はすごいと思いました。ホント、見習いたい。

ごちそうさま!
by ruki_fevrier | 2011-09-25 14:40 | | Trackback | Comments(4)
空海と密教美術展@東京国立博物館
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やっと行けました、「空海と密教美術展」
休日は絶対に混むから、とわざわざ午後4時頃を狙って行ったにも関わらず入場規制。
中に入ってもすごーいすごーい混雑で、入口で連れを見失い(私がオーディオ・ガイドを借りてる間に行方不明)ひとりで回り、その上、会場が暑くて途中で頭痛と軽い吐き気が・・・
そう、熱中症になりかけたのですよ!
慌てて一度ゲートを出て、自販機コーナーで水分補給。500ml、一気に飲み干しましたわ。
こんな目に遭った展覧会、初めて。

17時20分過ぎに戦線復帰。
その頃には、人で溢れかえっていた入口はだーれもいなくて、自販機コーナーで落ち合った連れとようやく一緒に見ることが出来ました。

そんな大混雑の展覧会でしたが、それでも行って良かったです。
巨大な曼荼羅は圧巻でした。密教の宇宙観が描かれた曼荼羅、会期中展示替えがあり、今は胎蔵界曼荼羅が掛っていました。
800年以上前のものなのに、赤が綺麗に残っていて、しかもその一部は平清盛の血を混ぜて描かれているとか。
近年のX線調査では軸に遺髪が収められていることが確認されていたり・・・
そんなところが密教的だなぁと思いました。

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by ruki_fevrier | 2011-09-19 21:05 | | Trackback | Comments(0)
もてなす悦び展@三菱一号館美術館
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備忘録をもうひとつアップ。
昨日行った、三菱一号館美術館で今日まで開催だった「もてなす悦び展」。
始まった頃、大きなポスターが表参道駅構内に貼られていて、「器好きとしてこれは見なくては!」と思ったんですよね。
で、会期終了間際の昨日、整体の帰りに寄ってきました。
が、しかし、、、そーいえば、「ジャポニズムのうつわで愉しむお茶会」ってのが副題でしたね、ってことを見終わって気付く私。
私の好みとは全くかけ離れた世界でございました。(笑)

万博をきっかけに興った日本趣味ブーム。
輸入した古伊万里や浮世絵等から受けたインスピレーションで、西洋の人が作ったジャポニズムの器たち。
なんていうか、日本人から見ると笑っちゃう組み合わせや色使いなんですよね、これが。
でも一生懸命日本風のパターンを取り入れようとしていたことが、残されている記録(パターン帳など)で分かりました。

磁器の他にガレが草花と紙に描かれた花をモチーフに作ったガラスの壺とか、ラリックの朝顔の鉢とか、素敵なガラス製品もありました。
ダコタハウスの格天井を思わせるデザインの暖炉カバーも素晴らしかったです。
また日本の意匠を用いた銀細工も繊細で素敵でした。
磁器より銀細工の意匠の方が洗練されていた気がします。
西洋磁器のオリエンタル趣味の初期の作品が見れて面白い展覧会でした。
by ruki_fevrier | 2011-08-21 18:18 | | Trackback | Comments(6)
ワシントン・ナショナル・ギャラリー展@新国立美術館
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新国立美術館で9/5まで開催の「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」。
最初はあまり行く気が無かったのですが、BS日テレの「ぶらぶら美術博物館」の山田五郎の解説を聞いたら、俄然行く気になりました。(笑)
それと、仮に今後アメリカに行くとしても、ワシントンにわざわざ行く可能性はほとんど無いのではないか、と思ったら「見ておかないと!」と思ったのです。

いつものごとく、金曜の夜間開館へ。
雨だったこともあり、思ったより人が少なかったです。
構成は4章で、「印象派登場まで」「印象派」「紙の上の印象派」「ポスト印象派以降」。
印象派前後の流れがよく分かる、非常にシンプルな構成でした。

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by ruki_fevrier | 2011-08-21 17:33 | | Trackback | Comments(7)
礒江毅=グスタボ・イソエ展@練馬区立美術館
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土曜日、同窓会の前に練馬区立美術館で開催の「礒江毅=グスタボ・イソエ」展へ。
この画家のことは全く知らなくて、つい最近、テレビで(多分NHKのアートシーン)で知ったばかり。

まるで写真のようだけど、間違いなく描かれたもの。
これは絶対に実物を見なければ!と思い、行ってきました。


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礒江毅はスペインで活躍したリアリズムの画家で、2007年に急逝。
死後、初めての回顧展だそうで、彼の代表作約80点が集められていました。

最初、1階の展示室を巡っている時は、カラーよりもモノトーンの絵に惹かれました。
絵の前に立つと、なぜか自分とその絵の空間が繋がっているように感じ、その場に立っているような感覚を覚えます。

新聞紙にくるまれた野菜の連作や、棚の上の杯や果物を描いた静物画にも魅了されました。

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by ruki_fevrier | 2011-07-31 21:37 | | Trackback | Comments(8)
ラファエル前派からウィリアム・モリスへ@目黒区美術館
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今週月曜日、五十嵐太郎さんのツイートで知った「ラファエル前派からウィリアム・モリスへ」展。
調べたら木曜まで!ひーっ、行けない!!
と嘆いていたら、隣でアシスタントが囁く。

「どうせ水曜日歯医者で早退するんですから、ついでに行っちゃえばいいんじゃないですか?」

そーね、そーね!
いつも「お先に・・・オホホホ」と笑ってごまかしつつ歯医者に向かっているのだけど、堂々と半休取ればいいんじゃん!

というわけで、半休取って行ってきました。懐かしの目黒。
高校生時代、週1回、目黒のヤマハまでエレクトーンのお稽古に通ってました。
部活終わってそのまま電車に乗り、2時間かけて。
時には竹刀担いで行ってましたねー。
おぉ、権之助坂商店街に大鳥前商店街・・・懐かし~、と呟きつつ向かいました。

14~15世紀の絵画しか興味が無いので、あまりよく知らないラファエル前派。
2008年のミレイ展に行った時も、ラファエル前派の画家としてのミレイより、「オフィーリア」の作者としてのミレイを見に行ったくらい。
ラファエル前派の画家としては全然意識していませんでした。

ミレイ、ラスキン、ハント、ロセッティ・・・個別ではなく、このように全体を俯瞰するような展覧会は珍しいのだとか。
芸術家と職人が分離していない「中世」を理想に掲げたラファエル前派と、美術と工芸の融合を目指したモリスのアーツ・アンド・クラフトまでの流れを展観する展覧会。
すごーく面白かったです。知識が欠落しているところをが埋まっていく感じ。

備忘録
by ruki_fevrier | 2011-07-13 23:59 | | Trackback | Comments(4)
肥前磁器の華展@根津美術館
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今日まで開催だった、根津美術館のコレクション展「肥前磁器の華 伊万里・柿右衛門・鍋島」。
まだまだ日にちあるし、と思っていたら、既に最終週。
慌てて水曜日の昼休みに行ってきました。
時間が無いけどオーディオガイドを借りて。

17世紀に肥前で初めて磁器が作られた頃の、大きな染付のお皿からスタート。
まだ真っ白ではなく、少し灰色がかっていた日本製磁器が、徐々に白くなり綺麗な白磁になっていく。
そして染付だけでなく色絵も作られるようになり、柿右衛門や鍋島等独特な絵柄の器が出てくる。
また、白磁だけなく青磁も作られるようになる。
形もただ丸いだけでなく、凝った形の器も作られるようになる。
そして18世紀には日本製の磁器がヨーロッパに輸出されるようになり、脚付きのお皿など輸出先に合わせた器が作られるようになった。
最後のコーナーは、当時のヨーロッパの人々が大広間の壁一面大皿等を並べた室内装飾を再現していて、直径50センチ以上ある大皿や大きな壺が並んでました。
駆け足だったけど、日本の磁器の変遷が見れて面白かったです。

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by ruki_fevrier | 2011-07-03 22:21 | | Trackback | Comments(4)
花の画家 ルドゥーテ『美花選』展
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ほぼ平熱に戻り、すこぶる体調の良さを実感した昨日。
スタッフが「昨日とは顔色が違う」と言うくらい、すんごい勢いで復活したんです。
で、元気なると出かけたくなるどうしようない性分で・・・(^^;

1時間ほど残業した後、Bunkamuraで開催中の「花の画家 ルドゥーテ『美花選』展」に行ってきました。
『美花選』とは、ルドゥーテが晩年に出版した版画集で、彼の植物画家としての人生の集大成のような作品。
『美花選』を中心に彼が描いた様々な植物の版画と、数点の原画、合計200枚を超す作品が展示されています。

薔薇好きじゃなくてもどこかで彼の作品を目にしたことがあるのではないか、と思うくらいボタニカルアートの世界では有名な彼の絵。
もちろん薔薇も素晴らしいのですが、今回特に惹かれたのは彼が描く緑の深さ。
『フランス喬木灌木図譜』からの版画は、どれも緑が瑞々しく、色も深く、見ているだけで眼が潤う気がする作品でした。
高知県立牧野植物園所蔵だそうです。

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by ruki_fevrier | 2011-06-25 16:24 | | Trackback | Comments(10)
森と芸術@東京都庭園美術館
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昨日、みーちゃんと別れた後、東京駅南口から都バスに乗って向かったのは東京都庭園美術館
7/3まで開催の「森と芸術」展。
レンブラント、写楽、そしてこの「森と芸術」展が、今月どうしても見たかった展覧会です。

人間の森への郷愁を、絵画、器、写真、絵本等で辿ります。
フランス文学者巌谷國士氏監修です。
巌谷氏と言えば、渋澤龍彦ですよねー。
まともに読んだのは数冊だけど、彼の妖しい世界には子供のころから惹かれていました。


人は昔から「楽園」に憧れ、それを森に投影してきた。
第1章「森とは何か―楽園としての森」は、そんな楽園信仰の絵画が油彩画だけでなく挿絵なども一緒に展示されています。
「楽園の絵」で私がまず思い浮かべるのは、アンリ・ルソーのジャングル。
うふふ。ありました。以前、箱根のポーラ美術館で見たアンリ・ルソーの「エデンの園のエヴァ」。
月夜のジャングルに浮かぶエヴァの裸体。月光を浴びて浮かび上がる植物の輪郭。
あぁ、ルソー、好きだわ~。

備忘録
by ruki_fevrier | 2011-06-13 23:10 | | Trackback | Comments(8)
写楽展
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昨日、整体が4時半に終わったので「なんとか行ける!」と上野にすっ飛んで行って見てきました、「写楽展」
本当は平日に休みを取ってゆっくり見に行きたいところですが、金曜日に当分仕事がめちゃ大変になることが分かったため、「なんとしても今日行かねば!」と。

それほど浮世絵が好きなわけでも、写楽が好きなわけでもありません。
ただ、彼の現存する146点の作品中、142点が集まるこの展覧会。
これだけの作品が一堂に会することはもう無いのでは、というのと、レンブラントの時と同じく、版が異なるものや保存の状態が異なるものを並列する、など色々比較出来る展示のようなので興味を持ちました。

それにしても、閉館1時間前だというのにすごい人でした。さすが土曜日。
版画なので近くに寄って見ないと意味が無いのですが、とても寄れない・・・
とりあえず、音声ガイドがあるものだけ最後まで見て、残り30分でまた最初に戻りました。
そしたら第一会場の絵の前はガラガラ。(笑)
やっぱり入場を締めた後が狙い目ですね。
お陰で、じっくり絵が見れた、とは言えないけれど、1時間の割にはちゃんと見れたと思います。

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by ruki_fevrier | 2011-06-05 22:56 | | Trackback | Comments(2)