会期終了間際に駆け込んだ、「スイスの絵本画家 クライドルフの世界」展。 絵本を開かなくなって久しいけれど、やっぱり絵本は楽しい~♪ アルプスの自然をモチーフに絵本を描いたクライドルフ。 彼の描くお花のお姫様や、バッタの紳士たち・・・ 見ていると自然に頬が緩んでいます。 アルペンローゼのお姫様に、ジルバーヴルツの少女たちが冠を捧げています。 アルプスの山のどこかでは、こんな儀式がひっそりと行われているのかもしれない。 静かな夜の世界に浮かぶ真っ白な綿毛。 タンポポの綿毛が月夜に照らされたらきっとこんな風に見えるんだろうな。 子供の頃読んだ、佐藤さとるさんのコロボックル物語を思い出しました。 あのシリーズ、大好きだったなぁ。 庭で草取りをするために地面にかがんでいると、小人や植物たちの世界を感じる時があります。 上から見下ろしている世界と、地際から眺める世界とでは全然違うのです。 細い植物の茎が、地面から見上げると木の幹のように見えたり・・・ 葉の影でひっそりと咲いている可憐な花を見つけたりすると、「なんだ、こんなところにいたの?」なんて話しかけたりしています。(笑) ちょっと時間が足りなくて、駆け足で見て回ったのが惜しかった・・・ それでも、暑さや仕事で疲れ気味の心がほわほわと温かくなりました。 クライドルフの絵の世界に癒された~。 最後に『バンクス花譜集』から3点ほど展示がありました。 シドニー・パーキンソンのボタニカルアート、本当に美しい。 朝顔が色気があって素敵でした。
by ruki_fevrier
| 2012-07-29 18:46
| 美
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Comments(2)
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masoraly at 2012-08-01 18:14
rukiさん、こんにちは~。
暑い毎日ですが、こちらはただ今より台風接近による数週間ぶりの雨が降るようです。 ここ数日、月明かりが明るくて、明日は満月。でも、台風・・・ クライドルフ、行かれたのですね。観たいなぁ。 美しい絵。透明水彩かな。 佐藤さとるのコロボックル物語、なつかしい~。 私も大好きでした。シリーズ全部読みました。 有川浩さんという女性作家さんが、佐藤さとる氏ご指名で、 コロボックル物語の続きを書かれるって数年前にニュースになってました。 その後、気にかけてるけど、まだ完成されてないみたい。 あー、また1作目から読んでみたいなぁ。ほとんど覚えてないです。
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ruki_fevrier at 2012-08-02 00:50
masoralyさん
こんばんは! そちらは雨ですか~こちらはスッキリ晴れて、綺麗な月が見れてます。 明日は満月ですね。今月は2度満月が見れますね。 クライドルフ展、無理かな―と思ってましたが、行けました! 見てるだけで心がほんわかします。 お花の擬人化、すごいイマジネーションだなぁと思います。 へぇぇ、続編ですか!でも私も同じく、ほとんど覚えていません。 話の内容より、絵で覚えているって感じですね。 私もまた読んでみたいな。でもその前に積ん読をなんとかせねば・・・
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