江戸の琳派芸術展@出光美術館
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帝国ホテルでアフタヌーンティーを楽しんだ後に向かったのは出光美術館
Tちゃんには申し訳ないのだけど、私の趣味に付き合ってもらいましたw
出光は金曜日の夜間開館が7時までなので、平日は行けない美術館なのです。

ということで、『江戸の琳派芸術』展に行ってきました。
大好きな酒井抱一、彼の『八ツ橋図屏風』、初めて見ました。
尾形光琳の『八ツ橋図屏風』よりも優美な感じがするところが、ああ抱一だなぁと。
解説よると、光琳の屏風より横長でスペースを取り、そこに光琳よりも五十輪少ない
花数を描いているのだそうです。
そして花と葉には明度の異なる二つの色を使って軽やかな表情をだし、
紙ではなく絹地に金箔をはることで花を包む金の光が柔らかになっている。

と、光琳をただ真似ているだけではく、彼の独自性がそこかしこにある絵なのでした。
はあああ、美しかった。








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伝尾形光琳だけど、絶対光琳でしょ!と思った『芙蓉図屏風』。
芙蓉をこんな風に描くんだ、と驚いた。


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其一の『桜・楓図屏風』は、余白が大胆に取られて花の美しさがより際立つ印象。
芙蓉図屏風を思わせる構図。



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其一の『四季花木図屏風』
季節感0で咲き乱れる花々。
春の花って芽吹きそのもので立ち上がってい咲く様子が可愛い。

抱一の『四季花鳥図屏風』も素晴らしかったなぁ。
小さな屏風なのだけど、精緻に花々が描かれていて
どんだけ細い筆で描いたんだ!と思う。



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そして具合よく腹ごなしが出来たので、人形町のTiny Toriaさん
ブラムリーアップルのクランブルを食べに向かう。

残念ながらクランブルは売り切れてしまっていたけど、
私はキャロットケーキ、Tちゃんはバナナブレッドをいただきました。
ふんわりしたキャロットケーキ、美味しい~~~!


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オーナーのKさんのイギリス旅話があまりに楽しくて、
閉店後もあれこれ伺っていたら20時なっててビビる(爆)
あぁ、イギリス、また行きたいなぁ…
というか、話を聞いていたらすぐにでも行きたくなってしまったわん。

美味しいものをいっぱい食べて、美しいものをたくさん見て、
幸せ気分で帰路につきました。
Tちゃん、お付き合いありがとう!!





by ruki_fevrier | 2017-11-15 00:01 | | Trackback | Comments(0)


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