「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」展@東博
d0165723_22091310.jpg



まさに快晴で気持ちの良い土曜日。
予定より早く家事が終わったので、夕方から上野の東博へ。

ちょうど開催中だった「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」展を見ました。
大報恩寺というお寺、知らなかった~
北野天満宮近くにあるのだそうです。

平安時代に創建された大報恩寺。
戦火を免れた貴重なお像がお出ましになっていました。

快慶作の『十大弟子立像』、弟子それぞれの個性が顔や姿に出ていて面白かった。
一番はやっぱり最後の定慶作『六観音菩薩像』。
光背と台座までオリジナルのまま残っているものとしては最古なのだそう。
細部まで繊細に彫られていてとても美しい。

六体のうち、聖観音のみ撮影可になっています。




d0165723_22091400.jpg



光背の影がまた綺麗でうっとり。



d0165723_22091390.jpg



一番のお気に入りは如意輪観音。
物憂げな思惟のポーズが好き。

30日からは光背を取った姿で展示されるとか。
光背があった方が美しいけど、背面が見れる貴重な機会でもある。
ううーん。どうしようかな。









d0165723_22092257.jpg


当然、特別展以外も見る。

夜の法隆寺宝物館、めちゃ美しい。



d0165723_22092388.jpg



d0165723_22092240.jpg


ズラリと並ぶ金銅仏の中で、格別に美しいなぁと思わず撮影した後姿。
と、表からのお姿。



d0165723_22093158.jpg



本館では大英博物館が所有する『平家物語 一の谷・屋島合戦図屏風』の複製が展示されていました。



d0165723_22093141.jpg


あ、扇を持った女性がいる。



d0165723_22093011.jpg


ということは、反対側に那須与一。
正直、これくらいしかわからない(^^;

これは綴プロジェクトの作品だそうで、海外に渡った文化財の高精細複製品を作り、
オリジナルは保存し、複製を観賞や研究用に活用するというプロジェクトだそう。



d0165723_22093848.jpg


本館常設で秋を探す。
『楓蒔絵耳盥』の楓。


d0165723_22102213.jpg



『紫糸逆沢瀉威鎧』の菊。



d0165723_22093759.jpg



『秋草に鹿図 大小鐔』の鹿。



d0165723_22103052.jpg



国宝『太刀 長船景光』

いつも刀剣女子で賑わう刀剣コーナー。
さすがに夜は人もまばら。
これも例のゲームに出てるのかしらん。


d0165723_22095373.jpg



毎回楽しみにしている屏風コーナー。
10/28までは、

俵屋宗雪『秋草図屏風』
土佐光起『粟穂鶉図屏風』
酒井抱一『秋草図屏風』(撮影不可)

抱一の月と秋草、とても美しかった~
秋の野を照らす満月が黒々と大きくて、幽玄の世界に誘います。
実は今回わざわざ夕方から出掛けたのはこれを見たかったから。
見れて良かった!


d0165723_22103792.jpg



胡粉盛り盛りの菊。



d0165723_22103756.jpg



ホワホワの鶉と秋の草花。
ここで秋満喫。



d0165723_22104500.jpg



浮世絵コーナーでは「死絵(しにえ)」というものを見ました。
亡くなった人(主に歌舞伎役者)を偲んで作られた浮世絵だそうで、
この日は『八代目市川團十郎死絵』が並んでいました。

↑これは釈迦涅槃図をパロったもの。



d0165723_22104504.jpg



こちらは半円の中に團十郎の死を嘆く女性たちが描かれているのだけど、
なかなか激しいお顔の方も(笑)

江戸の人たちってお茶目だなぁ。



d0165723_22105453.jpg


『白呉絽地龍波濤模様』
青海波がとってもモダンに見える江戸時代のお衣装。



d0165723_22105462.jpg



「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産に登録されたことを記念して
特別2室では「キリシタン遺構」特集が展開かれていました。

ピエタの踏み絵。
踏み絵をしっかり見たのは初めてかも。
これを踏ませたのね…しかも踏めずにたくさんの人が処刑された。
遠藤周作の『沈黙』の世界。



d0165723_22105429.jpg


17世紀にアムステルダムで発行された『日本誌』。
まるで地獄の絵のよう。
まぁ、あれだけ宣教師やキリスト教徒が殺されていれば
地獄のような国だって思うよねぇ。



d0165723_22110025.jpg


19世紀のロザリオ。
ヨーロッパで作られたものが日本に渡り、キリシタンの人々によって
何世代にも渡って引き継がれていたもの。
とても繊細な装飾で美しい。



d0165723_22110090.jpg



最後はやっぱり見に行っちゃう高円宮様の根付コレクション。

今回のなんじゃこりゃーはこれ。
チーズ!?
根付もどんどん今風?に。(笑)



気付けば4時間くらい博物館にいました。
久々ゆっくり堪能した~♪

またプラッと夜の美術館巡りしよう。




by ruki_fevrier | 2018-10-28 23:52 | 日々 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://rukidays.exblog.jp/tb/27189446
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


<< 新潟出張記録 2018秋 久々に庭仕事 >>